久々に、仕事の写真です。
(^^ゞ

今までは、この「雑記帳」は趣味のページのようになっていました。

これは、小さな「納骨堂」です。
最初は、お骨を入れる箱を石で作るというご依頼でした。
お骨を納めるのに、ただ単純な石の箱では物足りないので、若干、記念碑的な意味合いを持たせるため、
「納骨堂」に「玉」をあしらいました。

これは、施主さんとお話しをして決めさせて頂きました。
最初は、「魂」という文字を入れたいとのご希望でしたので、「魂」を表すような「フワフワ」したものを
考えていました。
しかし、あまり良い形(デザイン)が思いつきません。
(なんせ、デザイン等に関しては、全くの素人ですから・・・)

そのうち、このHPでもご紹介しました「お墓のへぇ〜」にあります「魂と魄」のことを思い出しました。
(「お墓のへぇ〜」の「魂と魄」はこちらを参照して下さい。)

日本人の価値観の中に「陰と陽」・「魂と魄」といったようにいろいろな物事に対して2元的な捕らえ方をする
傾向があるかと思われます。
これを「形」に表して、納骨堂のシンボルにしようと思いました。
その基本になったのが、「家紋」にあります「巴」です。
(「家紋」の「巴」もいろいろの形がありますが・・)

この「巴」の形を立体的な「玉」にミゾを彫ることで表して見ました。

施主さんには、3種類の下手な手書きの絵を見て頂き、一番気に入った形を決めて頂きました。
次に、墓石用のCADで図面を作成し、寸法等を決め、施主さんに御確認頂きました。

工場で仮組みをした時に、「魂」という文字は不要だということになりましたので、その文字は「玉」に
文字を彫り込まないように致しました。

以上のような、段階を経て作成されたのが以下の写真にあります「納骨堂」です。

この「納骨堂」は、大串海岸の側にあります「墓地」にあります。
お近くにお寄りの節に、ご覧頂ければ、幸いです。


「納骨堂」の左側から見たところです。
同じく右側から見たところです。
「玉」の部分を拡大しました。
「ミゾ」もよく見えると、思います。
「陰と陽」・「魂と魄」といった2元的な
世界を表したつもりです。

この写真では、判りにくいのですが、
「ミゾ」は、磨いていません。
「納骨堂」の後側です。
「扉」が見えます。
「扉」を開けた状態です。
この中にお骨を納めます。
所謂、「地上カロート型」です。

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